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Culture-Penghu County Govermment

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県政府が澎湖輪の命名・進水式に招待され、歴史的瞬間の証人に
Penghu County Government 2023-04-04 330
    日本四国広島県尾道市瀨戸田工場で4日午前10時35分、「澎湖」のフェリーの命名・進水式が行われました。航港局の葉協隆局長が命名式の司会を務め、航港局から招待された県政府からは、林皆興副知事が代表として参加しました。そのほか、内海造船株式会社の原耕作社長、TNC(台湾航業股份有限公司)の仇忠林総経理、中国験船センターの謝謂君董事長、鄭志文CEO、台湾設計研究院の張基義院長などが参加しました。新造船の進水式には航港局葉局長の妻である李淑珠氏が招かれました。支綱を切断すると船はゆっくりと水に進水し、航海の永遠の安全が祈られました。

    林皆興副知事は挨拶の中で「澎湖と高雄を結ぶ役目を果たしている台華輪の船齢は30年を超えています。澎湖の人々は長い間、新造船を心待ちにしていました。蔡英文総統の最終決断と楊曜立法委員の支援により、交通部航港局が建造と運営を委託することができました」と述べました。

    林皆興副知事は特に航港局の葉協隆局長に感謝の意を示したほか、次のように述べました。「DBO(Design-Build-Operate)方式では、メーカーが自社の船舶を建造し、その後も運航を続けます。新造船の総トン数は現在の台華輪よりも大きく、客室スペースもより快適になっています。寝台が300台に増やされ、車両の積載台数も小型乗用車80台までとなり、現在課題となっている車両の積載スペースも緩和されます。日本のプロフェッショナルな「内海造船株式会社」原耕作社長のリーダーシップの下、予定通りに新しい船を建造できたことに感謝し、今年8月、順調に引き渡されることを期待しています。60年以上にわたり高雄と澎湖を結ぶ運航に携わってきた台湾航業股份有限公司に感謝するとともに、澎湖輪の今後の運航により、旅行者のソフトウェア・ハードウェアサービスの品質を高め、当県の人々に利益がもたらされることを期待しています。

    旅遊処によると、澎湖輪は2019年に蔡英文総統が交通部に引き取りを指示し、交通部航港局が「高雄馬公航線長期航班労務調達プロジェクト」の入札を公募しました。2021年半ばに台湾航業股份有限公司が落札して日本の造船所「内海造船株式会社」と提携し、2022年8月に造船が始まり、11月にキール敷設式典、今年(2023年)4月4日に進水式が執り行われました。造船所が引き続き、船室の内装、細部の構成を行い、今年(2023年)8月に高雄に戻り、9月に初航海を予定しています。澎湖輪は総トン数9,980トン、全長約120m、船幅21m、速力22ノット以上、定員600人(寝台300台を含む)、乗車したまま乗下船できる車両甲板には小型自動車80台、大型観光バス4台、コンテナ10台(冷凍コンテナを含む)を積載でき、台華輪で発生していた車両の積載スペース不足の問題を大幅に改善できます。
更新日:2023-05-12
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