立地位置
澎湖列島は、中国と台湾の間にある台湾海峡に位置し、台湾唯一の島県となっています。90の島々からなり、全島面積が計126.864k㎡というデータは、日本統治時代における政府が大正5年に測量したたもので、公式文献の記録とデータの引用は、長年に渡りこれを根拠としてきました。近年、本県の特殊な玄武岩の地質景観により、国際的な地質専門家が世界遺産リストの登録或いは国家地質公園として設置してはというアドバスがあり、国内の地質学者及び文化事業団体が澎湖列島の64の島々の正確性について疑問が噴出しました。
島の定義及び経緯度、地籍座標、面積、高さの計算は専門技術に係るため、当県庁は『澎湖列島における島々の数量精査委託計画』を立案して、2005年国立高雄応用科技大学に調査を委託しました。
その調査結果によると、澎湖列島は北緯23°12~23°47、東経119°19~119°43に位置し、島の数が90島あり、極東が査母嶼、極西が花嶼、極南が七美嶼、極北が大蹺嶼となり、北回帰線23°27が列島の虎井嶼の南を通過しています。